猫ひろしの国籍は現在どこ?カンボジア帰化の理由と日本再取得の真相
「ニャー!」の絶叫ギャグでおなじみのお笑いタレント、猫ひろし。彼がスポーツ界と芸能界を揺るがす大きな決断を下し、日本中から注目を浴びてから長い年月が経ちました。日本から遠く離れた東南アジアの地へ国籍を移し、オリンピック出場という夢を追った彼の姿は、当時の列島に大きな衝撃と議論を巻き起こしました。
あれから時が流れた現在、彼の国籍はどうなっているのでしょうか。「五輪が終わったら日本国籍に戻したのでは?」「家族はどう暮らしているのか?」といった疑問や噂がネット上では今なお絶えません。カンボジア国籍を取得した本当の理由から、知られざる家族との絆、そして現在の活動状況まで、徹底的な取材データをもとにその真相を解き明かします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:猫ひろしの国籍は現在もカンボジアであり、日本国籍への再取得は行っていません。
- 要点2:五輪出場を目的に批判を浴びながらも、リオ五輪完走後もカンボジアへの支援と恩返しを継続しています。
- 要点3:妻や娘は日本国籍を維持しており、本人は興行ビザ等を取得して日本を拠点に家族と生活しています。
【2026年最新】猫ひろしの国籍は現在どこ?日本国籍への再取得はあるのか

結論から明かすと、猫ひろし(本名:瀧﨑邦晃)の国籍は現在もカンボジア国籍のままです。一部のネット上では「オリンピックが終わったからすでに日本国籍に戻したのではないか」という憶測が流れることもありますが、それは事実ではありません。
日本の国籍法では二重国籍を原則として認めていないため、彼が2011年にカンボジアへ帰化した時点で、自動的に日本国籍は喪失しています。日本国籍を再び取得するには、法務大臣への「帰化申請」を行って日本人に戻る手続きが必要ですが、猫ひろし本人はその選択をしていません。
彼はメディアの取材に対し、「カンボジアという国が自分を受け入れてくれた恩を忘れることはできない」と一貫して語っています。現在もカンボジア国籍の外国人として日本に滞在し、適切な在留資格(ビザ)を取得したうえで、お笑い芸人およびアスリートとしての活動を精力的に続けています。
カンボジア国籍取得の理由と経緯|ロンドン落選からリオ五輪マラソン代表への軌跡

猫ひろしが国籍変更を決断した最大の理由は、「マラソン選手としてオリンピックの舞台に立つ」という純粋かつ切実な夢でした。TBSの大型特番『オールスター感謝祭』の赤坂ミニマラソンで驚異的な脚力を発揮した彼は、本格的に長距離ランナーとしての才能を開花させます。しかし、実業団のエリートランナーがしのぎを削る日本の男子マラソン界において、市民ランナー出身の彼が日本代表枠を勝ち取るのは極めて困難な壁でした。
転機となったのは2010年頃、周囲の勧めや現地の要請を受けてカンボジアでのレースに参加したことです。現地のスポーツ関係者と交流を深める中で、国籍を取得してカンボジア代表を目指すプランが浮上。2011年10月にカンボジア国籍を取得しました。
しかし、道のりは平坦ではありませんでした。2012年のロンドン五輪では一度カンボジア代表に内定したものの、国際陸上競技連盟(IAAF)が定めた「国籍変更後の居住実績」や「連続1年の待機期間」を満たしていないと判断され、出場資格を剥奪されるという残酷な挫折を味わいます。
それでも彼は腐ることなく走り続けました。4年後の2016年、リオデジャネイロ五輪男子マラソンにカンボジア代表として正式出場。豪雨の中、2時間45分55秒のタイムで全体の139位(完走140人中)で見事に完走を果たしました。ゴール直前、両手を広げて笑顔を見せた彼の姿は、世界中の観客の胸を打ちました。
激しい帰化批判とバッシング|「五輪のための国籍変更」から評価が一変した理由

国籍を変更した当時、世間から浴びせられた風当たりは凄まじいものでした。日本国内では「国籍を五輪出場の道具にしている」「カンボジアの若手選手の枠を奪ったのではないか」という厳しい批判が相次ぎ、ワイドショーやネットニュースでも連日のように賛否両論が巻き起こりました。
しかし、リオ五輪が終わった後の彼の行動が、世間の冷ややかな視線を賞賛へと変えていくことになります。五輪が終わればすぐに日本へ国籍を戻すと思われていた下馬評を覆し、彼はその後もカンボジアのナショナルチームの一員として走り続けました。
現地の孤児院への寄付やシューズの支援、カンボジア国内のマラソン大会の普及活動など、地道な社会貢献を10年以上にわたって継続。口先だけではない誠実な姿勢を示し続けたことで、カンボジア現地の人々からも「国の英雄」として深く敬愛される存在になりました。批判を実績と人間性で覆した稀有なジャーニーと言えます。
本名・瀧﨑邦晃としての生活|妻や家族との関係と二重国籍の誤解を解く
猫ひろしの私生活に目を向けると、国籍変更に伴う家族の支えの大きさが浮き彫りになります。彼は2006年に一般女性と結婚し、娘が一人います。国籍を変更した際、妻と子どもは日本国籍を維持しており、家族全員がカンボジア人になったわけではありません。
一部で囁かれた「二重国籍ではないか」という噂は完全な誤解です。前述の通り、日本の法律上、外国籍を取得した時点で日本のパスポートは失効します。そのため、現在の猫ひろしはカンボジアのパスポートを所持し、日本国内では「外国人配偶者」または就労資格を持つ在留外国人として暮らしています。
単身でカンボジアへ渡り、厳しい練習やバッシングに耐えていた時期も、日本に残る妻は夫の挑戦を温かく見守り続けました。現在も都内の自宅を拠点に家族3人で仲睦まじく暮らしており、家庭内では国籍の違いを感じさせない穏やかな日常が築かれています。
猫ひろしのマラソン自己ベスト記録とカンボジア代表としての実績
お笑い芸人の余技と見なされがちだった彼のランニングですが、その記録は実業団選手も舌を巻くレベルに達しています。
彼のフルマラソンにおける自己ベスト記録は2時間27分48秒(2015年東京マラソン)。40代を迎えて以降もコンスタントに2時間30分を切るサブ2.5を連発しており、市民ランナーとしては最高峰の領域に君臨し続けています。
東南アジア競技大会(SEA Games)などの国際大会にもカンボジア代表として複数回出場し、メダル争いには届かずとも現地の若手ランナーを牽引するプレイングコーチのような役割を果たしてきました。小柄な体を極限まで絞り込み、月間走行距離数百キロを走り込むストイックな姿勢は、アスリート界隈でも高く評価されています。
【猫ひろしの国籍】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:猫ひろしはなぜ日本国籍を捨ててカンボジア国籍を取得したのですか?
A1:最大の目的は「男子マラソンでオリンピックに出場する」という夢を叶えるためでした。日本代表枠の獲得が極めて困難な中、現地のマラソン大会出場を機にカンボジア陸連からの要請と支援を受け、国籍変更を決断しました。
Q2:オリンピックが終わった今、日本国籍に戻す手続きはしていないのですか?
A2:現在も日本国籍には戻していません。受け入れてくれたカンボジアへの感謝と恩返しのため、カンボジア国籍を維持したまま同国のスポーツ振興や親善活動を継続しています。
Q3:日本で生活する際、ビザや税金はどうなっているのですか?
A3:興行ビザや定住者ビザなどの正規の在留資格を取得して日本に滞在しています。また、日本国内で得た芸能活動やイベント出演の収入に対しては、日本の税法に基づき適正に納税を行っています。
まとめ:国境を越えたランナー猫ひろしが切り拓く今後の展望
かつて「五輪のための売名帰化」と猛烈にバッシングされた猫ひろし。しかし、彼が選んだ道は決して一時的な腰掛けではありませんでした。リオ五輪から歳月が経過した今もカンボジアのパスポートを胸に抱き、両国の架け橋として走り続ける姿は、多くの人々に勇気を与えています。
芸人としてのお笑いステージで笑いを取りながら、週末には市民ランナー向けのマラソンクリニックやチャリティイベントで汗を流す日々。国境や制度の枠組みを超え、自らの足で人生を切り拓いてきたランナー猫ひろしの挑戦は、これからも留まることなく続いていきます。 (出典: 猫 ひろし 国籍(Yahoo!ニュース))