FF5ピクセルリマスターはひどい?不満の真相とアプデ後の最新評価
歴代『ファイナルファンタジー』シリーズ屈指のバトル完成度と、自由度の高いアビリティ育成で不朽の名作と称される『ファイナルファンタジーV』。その決定版として登場したピクセルリマスター版ですが、発売前後からSNSやレビューサイトでは「ひどい」「期待外れ」といった手厳しい声が散見されました。
発売から時間が経過し、数々のアップデートを経た現在、当時の不満点はどのように変化したのでしょうか。初期に巻き起こった批判の正体から、GBA版・SFC版との違い、そして現在プレイする価値があるのかどうかまで、客観的な事実とプレイヤーの声を交えて徹底解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:「ひどい」と酷評された主な原因は、発売初期のフォント違和感・GBA版追加要素の未収録・初期バグの存在だった。
- 要点2:その後のアップデートにより、フォント切替・BGM原曲切替・経験値やABPの倍率を変えられる「ブースト機能」が実装され、遊びやすさは劇的に改善。
- 要点3:GBA版の追加ダンジョンを求める人には物足りないものの、SFC版の原点を快適に味わいたい層には現在最もおすすめできる名作に仕上がっている。
【噂の真相】FF5ピクセルリマスターが「ひどい」と叩かれた決定的な理由

『FF5 ピクセルリマスター』の発売当初、古参ファンを中心にネット上で強い不満が噴出した背景には、明確な3つの要因が存在していました。
第一に槍玉に挙げられたのが、Steam・スマートフォン版の初期画面で採用されていた「細すぎるモダンフォント」です。重厚なドット絵の世界観に対して、スマートフォン向けアプリのような細身のフォントが浮いてしまい、「レトロゲームの情緒を壊している」「UIが安っぽい」と強い批判を浴びました。
第二の要因は、一部の挙動やバグです。SFC版で愛されていた細かなテクニックや仕様が変更されたこと、進行に関わる不具合が報告されたことで、「オリジナル版へのリスペクトが足りないのではないか」という懐疑的な見方が広がりました。また、ゲームボーイアドバンス(GBA)版にあった豊富なやり込み要素が一切入っていなかったことも、ファンの落胆に拍車をかけました。
【GBA版・SFC版との違い】追加要素なしの仕様が賛否を呼んだ背景

ファンが最も落胆したポイントのひとつが、追加要素の完全排除です。過去の移植版であるGBA版や旧スマホ版をやり込んだプレイヤーほど、この仕様に対して複雑な感情を抱く結果となりました。
ピクセルリマスターシリーズ全体のコンセプトは、あくまで「SFC(オリジナル)版の原点回帰」です。そのため、GBA版で追加された魅力的な要素はすべて未収録となっています。
具体的には以下の要素がピクセルリマスター版には含まれていません。
・追加ジョブ(剣闘士、砲撃士、予言士、ネクロマンサー)
・隠しダンジョン(封印の神殿)および追加裏ボス(エヌオーなど)
・追加アビリティや限定装備品
GBA版の追加ジョブを駆使した極限のやり込みを期待していた層にとっては、「ボリュームダウンした劣化移植」と映ってしまったことが、「ひどい」という評判に直結したと言えます。
【BGMとグラフィックの評判】植松伸夫監修アレンジとドット絵の完成度

一方で、グラフィックとサウンドのクオリティに関しては、発売直後から現在に至るまで極めて高い評価を獲得しています。
グラフィック面では、オリジナル版のドット絵を手掛けた渋谷員子氏が全グラフィックを2Dで再構築。モンスターやキャラクターのドット絵は当時の質感を完璧に残しつつ、現代の高精細ディスプレイでも美しく映える鮮やかな仕上がりになっています。
サウンド面は、作曲者である植松伸夫氏の完全監修のもと、全楽曲が壮大なオーケストラ・バンド編成でフルリアレンジされました。『FF5』を代表する名曲「ビッグブリッヂの死闘」や「決戦」は、重厚な生演奏によって圧倒的な迫力へと進化。現在ではSFC版のオリジナル音源とアレンジ音源をメニュー画面からいつでも切り替え可能となっており、ファンの好みに応じたプレイ環境が整っています。
【アプデで神ゲー化?】ブースト機能とフォント変更がもたらした劇的進化
コンシューマー(PS4/Switch)版の発売およびその後の大型アップデートにより、初期に寄せられた不満点の多くは劇的に解消されました。
最大の改善点が、家庭用ゲーム機版で先行導入され、後に全プラットフォームへ適用された「ピクセルフォント(ドット風フォント)」の実装です。これにより、ゲーム全体のビジュアルの調和が取れ、当時の雰囲気を壊さず没入できるようになりました。
さらにゲームプレイを快適にしたのが、各種「ブースト機能」の搭載です。
・獲得ABP(アビリティポイント)変更:0倍〜4倍まで自由に調整可能
・獲得経験値・ギル変更:0倍〜4倍まで調整可能
・エンカウントのON/OFF切り替え:探索やボス戦前の移動をスムーズに
『FF5』最大の魅力である「ジョブ育成」は、通常プレイではABP稼ぎに多くの時間を要します。ブースト機能でABPを4倍に設定すれば、作業感を大幅に減らし、多彩なアビリティの組み合わせをテンポよく楽しむことが可能です。低レベルクリアを目指す縛りプレイからサクサク進めたいライト層まで、幅広いプレイスタイルに対応しました。
【ネットの反応と評価】プレイヤーが語るリアルなメリット・デメリット
各種コミュニティやSNSに寄せられている、近年のプレイヤーたちの生の声を集約しました。
【肯定的な反応】
「ABP4倍ブーストのおかげで、子どもの頃に挫折したジョブマスターが手軽にできて最高に楽しい」
「アレンジBGMが神がかっている。特に決戦と新しき世界は鳥肌モノ」
「オートバトルとダッシュ機能が快適すぎて、もうSFC実機には戻れない」
【否定的な・惜しむ反応】
「ネクロマンサーや追加ダンジョンが好きだったから、GBA版の要素もDLCでいいから欲しかった」
「一部の裏技やバグ技(チキンナイフの仕様など)が修正されていて少し寂しい」
「UIデザインは綺麗だが、昔ながらのコマンドウィンドウの味が薄れた」
全体として、「追加要素がないことへの不満」は残るものの、「SFC版の忠実なリマスターとしては完成度が非常に高い」という意見が大半を占めるようになっています。
【結論】FF5ピクセルリマスターは買うべきか?おすすめな人と合わない人
様々な評価が交錯する本作ですが、どのようなプレイヤーが購入すべきなのでしょうか。明確に向き・不向きを整理しました。
【買うべき人】
・『FF5』を未プレイ、またはストーリーを久しぶりに最初から追いたい人
・仕事や家事で忙しく、レベリングやABP稼ぎに時間をかけずテンポよく名作を味わいたい人
・最高峰のオーケストラアレンジBGMと美しい2Dドット絵で名場面を体験したい人
・低レベル攻略などの縛りプレイを手軽に楽しみたい人
【見送るか他機種を検討すべき人】
・GBA版の追加ジョブ(ネクロマンサー等)や「封印の神殿」を目当てにしている人
・完全な新規ストーリーや3Dフルリメイクのような大規模改変を求めている人
原点としての『FF5』を最高画質・最高音質・最高の手軽さでプレイしたいのであれば、迷わず手に取って損のない仕上がりです。
【ff5 ピクセルリマスター ひどい】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:GBA版の追加ジョブや裏ダンジョンはアップデートで追加されましたか?
A1:追加されていません。ピクセルリマスターシリーズは「SFCオリジナル版の忠実な再現」を基本コンセプトとしているため、今後もGBA版や旧スマホ版の独自追加要素が実装される可能性は極めて低いと考えられます。
Q2:初期に悪評だったフォントやBGMの問題は解決していますか?
A2:完全に解決されています。フォントは「モダン」とレトロ調の「ピクセル」から選択可能になり、BGMも「アレンジ」と「オリジナル(SFC音源)」をいつでも切り替えられるよう修正されました。
Q3:難易度が高くてクリアできるか不安ですが、救済措置はありますか?
A3:充実したブースト機能が用意されています。経験値やABPの獲得量を最大4倍に設定できるほか、エンカウントを一時的にOFFにして探索することも可能なため、RPGが苦手な方でもストレスなく最後までクリアできます。
まとめ:名作RPGの原点を現代クオリティで楽しむ決定版
発売初期に巻き起こった「ひどい」という評価は、フォントへの違和感やGBA版追加要素の未収録に対するファンの落胆が先行した結果でした。
しかし、度重なるアップデートとブースト機能の導入によって、現在では「最も手軽かつ快適にFF5の神髄を味わえる決定版」としての地位を確立しています。不朽の名作が持つジョブチェンジの奥深さと、極上のサウンド体験をぜひその手で確かめてみてください。 (出典: ff5 ピクセルリマスター ひどい(Yahoo!ニュース))