全英女子オープン2024結果速報|聖地の激闘と日本勢の順位総まとめ
ゴルフの聖地として名高いスコットランドのセントアンドリュース・オールドコースで開催された「AIG女子オープン(全英女子オープン)2024」。強烈な海風と容赦のないリンクスコースの罠がトッププレーヤーたちを苦しめるなか、世界最高峰のメジャータイトルをめぐる熱戦が繰り広げられました。
日本勢からは史上最多規模となる19名の精鋭が出場し、西郷真央選手がトップ10入りを果たす大健闘を見せたほか、2019年覇者の渋野日向子選手も意地のプレーで観客を魅了しました。パリ五輪金メダリストのリディア・コ選手による圧巻の戴冠劇を含め、最終スコア、獲得賞金、日本勢の詳細な順位から配信アーカイブ情報まで余すところなく振り返ります。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:パリ五輪金メダルのリディア・コが通算7アンダーで逆転優勝を飾り、キャリア通算メジャー3勝目とLPGA殿堂入りを決定づけた。
- 要点2:日本勢は西郷真央が7位タイ(通算2アンダー)、岩井明愛が10位タイ(通算1アンダー)と大健闘し、渋野日向子は29位タイで大会を完走。
- 要点3:賞金総額は過去最高水準の950万ドル(約13億7700万円)に達し、過酷なリンクス決戦の模様は公式ハイライト動画や各種ネット配信で追体験可能。
【最終結果・リーダーボード】聖地を制したリディア・コと上位の激闘

最終日のバックナインまでもつれ込んだ優勝争いは、まさにメジャー史に残る息詰まる攻防となりました。首位争いが大混戦となるなか、冷静沈着なマネジメントでサンデーバックナインを駆け抜けたのがニュージーランドのリディア・コです。
最終日に「69」をマークし、通算7アンダー(281ストローク)で鮮やかな逆転劇を完遂。直前のパリ五輪で金メダルを獲得してLPGAツアー殿堂入りの条件を満たしていた彼女が、ゴルフの聖地でメジャー3勝目を挙げるという伝説的な幕切れを迎えました。
【全英女子オープン2024 上位リーダーボード】
- 優勝(-7):リディア・コ(ニュージーランド)
- 2位タイ(-5):ネリー・コルダ(米国)
- 2位タイ(-5):イン・ルオニン(中国)
- 2位タイ(-5):リリア・ヴ(米国)
- 2位タイ(-5):申ジエ(韓国)
- 6位(-3):アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)
- 7位タイ(-2):西郷真央(日本)、カリス・デイビッドソン(豪州)、ローナ・マグワイア(アイルランド)
- 10位タイ(-1):岩井明愛(日本)、アレクサ・パノ(米国)ほか
世界ランキング1位のネリー・コルダやディフェンディングチャンピオンのリリア・ヴが猛追を見せたものの、刻一刻と変化するセントアンドリュースの風を完全に読み切ったリディア・コのショット精度が栄冠を手繰り寄せました。
【日本人選手順位と成績】西郷真央が7位タイ!渋野日向子らの健闘

日本勢は総勢19名が海を渡り、予選ラウンドから連日タフなコンディションに立ち向かいました。そのなかで決勝ラウンドに進出した8名が、聖地の難コースで確かな存在感を示しています。
日本勢最上位となったのは、米ツアー本格参戦1年目だった西郷真央です。強風が吹き荒れるタフなコンディションでも持ち味の卓越したショット力を武器にスコアをまとめ、通算2アンダー・単独7位タイフィニッシュ。初出場の聖地で見事トップ10入りを果たしました。さらに、アグレッシブな攻めのゴルフを展開した岩井明愛も通算1アンダー・10位タイと大健闘を見せています。
【日本人予選通過者の最終成績一覧】
- 7位タイ(-2):西郷真央(72-72-73-69)
- 10位タイ(-1):岩井明愛(72-74-68-73)
- 29位タイ(+3):渋野日向子(76-72-71-72)
- 37位タイ(+4):勝みなみ(74-72-74-72)
- 37位タイ(+4):古江彩佳(72-72-76-72)
- 37位タイ(+4):河本結(70-74-74-74)
- 55位タイ(+7):畑岡奈紗(74-74-74-73)
- 60位タイ(+8):佐久間朱莉(72-72-74-78)
2019年大会覇者として世界中のギャラリーから熱い視線を浴びた渋野日向子は、初日に強風のあおりを受けて「76」と出遅れたものの、2日目以降に本来の粘り強さを発揮。連日アンダーパーやパープレーで耐え抜き、通算3オーバー・29位タイまで順位を押し上げて大会を締めくくりました。
【賞金総額と配分】史上最高規模950万ドルのスケールと獲得額

女子ゴルフ界におけるメジャー大会の賞金増額トレンドを象徴するように、本大会の賞金総額は950万ドル(発表時レートで約13億7700万円)という巨額の規模に達しました。
過酷なリンクスを制した優勝者のリディア・コには、優勝賞金として142万5000ドル(約2億600万円)が授与されています。
【主な上位・日本勢の獲得賞金額(概算)】
- 優勝(リディア・コ):142万5000ドル(約2億600万円)
- 2位タイ(4選手):各46万9150ドル(約6800万円)
- 7位タイ(西郷真央 ほか):各21万1560ドル(約3060万円)
- 10位タイ(岩井明愛 ほか):各16万3750ドル(約2370万円)
- 29位タイ(渋野日向子 ほか):各6万6975ドル(約970万円)
トップ10入りを果たした西郷真央や岩井明愛は、名誉だけでなく巨額の賞金と世界ランキングポイントを獲得し、世界トップランカーとしての足場をより強固なものにしました。
聖地「セントアンドリュース・オールドコース」が仕掛けた罠
本大会の舞台となったスコットランドのセントアンドリュース・オールドコースは、ゴルフ発祥の地として知られる世界最古のリンクスです。女子メジャーの開催は2013年以来、実に11年ぶり3度目となりました。
選手たちを最も苦しめたのは、北海から吹き付ける秒速15メートル超の強烈な突風と、ポットバンカーと呼ばれる切り立った深い砂の罠です。特に「世界で最も難しいパー4」と称される名物17番ホール(ロードホール)では、ホテル越えのティーショットやグリーン右奥の舗装道路、手前に口を開けるロードバンカーが数々のドラマを生み出しました。
初日・2日目には時折激しい雨が混じる典型的なスコティッシュ・ウェザーとなり、ティオフの組み合わせやスタート時間によってコンディションが激変。早い時間帯にスタートした組と午後の強風帯に捕まった組とで大きくスコアが分かれるなど、自然の気まぐれを受け入れるリンクス特有のタフさが試される戦いとなりました。
【放送・配信アーカイブ】地上波中継日程とハイライト視聴方法
大会期間中、日本国内では深夜から早朝にかけて熱狂的なファンが生中継を見守りました。テレビ放送ではテレビ朝日系列の地上波およびBS朝日、CSテレ朝チャンネルが連携し、注目ホールの生中継やデイリーハイライト番組を編成。
インターネット配信では、U-NEXTがマルチアングルを含む全ラウンドの独占見逃し・ライブ配信を実施したほか、ゴルフネットワークプラスでも連日リアルタイム配信が行われました。
現在でも、YouTubeのLPGA公式チャンネルやAIG女子オープン公式プラットフォームにて、劇的な決着となった最終日のハイライト動画や選手インタビューが公開されています。リディア・コのウィニングパットや日本勢のスーパーショットを振り返りたい方は、公式アーカイブ映像でその臨場感をいつでも再確認できます。
【全英女子オープン 2024】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:全英女子オープン2024の優勝者とスコアは?
A1:ニュージーランドのリディア・コ選手です。最終日に「69」をマークし、通算7アンダー(281)で逆転優勝を果たしました。
Q2:日本勢で最も上位に入った選手と最終順位は?
A2:西郷真央選手が通算2アンダーで単独7位タイに入り、日本勢最上位となりました。また岩井明愛選手も通算1アンダーで10位タイに入り、2名がトップ10フィニッシュを記録しています。
Q3:渋野日向子選手の最終成績はどうでしたか?
A3:初日こそ強風に苦しみ76と出遅れましたが、2日目以降に粘りを見せ、通算3オーバーの29位タイで4日間を完走しました。
Q4:大会のハイライト映像や見逃し配信はどこで見られますか?
A4:AIG女子オープン公式YouTubeチャンネルやLPGA公式SNSにて、無料のハイライト動画が視聴可能です。詳細なフルマッチ映像はU-NEXTなどのアーカイブ配信で確認できます。
まとめ:聖地での激闘が照らした日本女子ゴルフの未来
ゴルフの原点であるセントアンドリュース・オールドコースで開催された全英女子オープン2024は、リディア・コの完全復活劇と新たな伝説の誕生によって幕を閉じました。
同時に、世界の頂点を見据えて挑んだ日本勢にとっても、西郷真央や岩井明愛のトップ10入りをはじめ、リンクスという極限の舞台で通用する高い技術とメンタリティを証明する大会となりました。聖地で刻まれた数々の名シーンは、今後の海外メジャー挑戦に向けた確かな道標として受け継がれていくはずです。 (出典: 全英女子オープン 2024(Yahoo!ニュース))