三代目JSBとBTSのパクリ疑惑を徹底検証!MVや振付の真相と経緯
日本と韓国の音楽シーンの頂点に君臨し、圧倒的なパフォーマンス力で熱狂的な支持を集める「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」と「BTS(防弾少年団)」。かつてSNSや動画共有サイトを中心に、両グループの楽曲やビジュアルが酷似しているとして「三代目とBTSのパクリ疑惑」が大きな波紋を広げました。「MVの構図がそっくり」「衣装が丸かぶりしている」「ダンスの動きが同じ」といった声がファンの間で飛び交い、一時はネット上で激しい論争へと発展した経緯があります。
果たして、この疑惑は単なる偶然の一致なのか、それとも意図的な模倣が存在したのか。カルチャーの変遷やクリエイティブの制作背景、そしてキーパーソンとなる振付師の存在を紐解くと、表面的なパクリ論争では見えてこない「エンタメ業界の構造とトレンドの必然性」が浮かび上がってきます。2026年現在の最新視点から、両グループを取り巻く疑惑の真相と経緯を徹底検証します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:MV演出や衣装の類似はパクリではなく、2010年代半ばの世界的なラグジュアリーストリートブームという共通のトレンド背景に起因している。
- 要点2:ダンスの類似性には決定的な理由があり、世界的振付師RIEHATA氏が両グループの代表曲のコレオグラフィーを担当していたことが背景にある。
- 要点3:デビュー順は三代目JSB(2010年)が先だが、後にØMI(登坂広臣)とSUGAの楽曲コラボが実現するなど、クリエイティブ面で確固たるリスペクト関係が築かれている。
【発端と背景】三代目JSBとBTSの「パクリ疑惑」はなぜネットで炎上したのか?

日韓のトップボーイズグループの間で「似てる」という声が急増したのは、2016年から2018年頃にかけてのことでした。当時、三代目 J SOUL BROTHERS(以下、三代目JSB)は『Summer Madness』や『Welcome to TOKYO』の大ヒットで国民的人気を確立しており、一方のBTS(防弾少年団)も『FIRE(燃え盛る)』や『Blood Sweat & Tears(血、汗、涙)』で世界的なブレイクスルーを果たしつつありました。
両者の勢いが最高潮に達する中、ネット上では「三代目がBTSのスタイルを意識しているのではないか」「いや、BTSが三代目の演出を取り入れたのではないか」といった議論が過熱。Twitter(現X)やYouTubeのコメント欄を中心に、双方のファンによる比較動画や静止画の検証投稿が拡散され、いわゆる「LDHとBTSのパクリ疑惑炎上」へと発展していきました。特にMVの舞台設定やメンバーのスタイリングにおける類似点が、ファンの対立感情を煽る形となったのです。
【徹底比較】MV演出・衣装・楽曲コンセプトの類似点を検証

疑惑の対象となった具体的な要素を検証すると、主に「ミュージックビデオ(MV)の演出」「ファッションスタイル」「楽曲の音楽性」の3点に集約されます。
まずMV演出において、三代目JSBの『J.S.B. LOVE』や『Welcome to TOKYO』と、BTSの『Not Today』や『MIC Drop』などで類似性が指摘されました。コンテナが並ぶ廃墟のようなロケーション、炎や爆発のエフェクト、ネオンサイン煌めく夜のストリート、高級スポーツカーを背にした群舞など、ビジュアルの骨格が非常に近い印象を与えたのは事実です。
衣装面でも、オーバーサイズのファーコートや警告テープ(コーションテープ)モチーフ、MA-1ジャケットをベースにしたハイエンドなミリタリースタイルなど、ほぼ同時期に極めて近いコーディネートが見られました。しかし、これには明確な理由があります。当時、ファッション界では「Off-White(オフホワイト)」や「Vetements(ヴェトモン)」に代表されるラグジュアリーストリートが世界的メガトレンドとなっており、日韓のトップスタイリストたちが欧米の最先端コレクションを同時にキャッチアップした結果、必然的にビジュアルの方向性が収斂したというのが業界の定説です。
【決定的な真相】世界的振付師「RIEHATA」の存在とグルーヴの一致
ダンスパフォーマンスにおける類似性の背後には、疑惑を一掃する決定的な共通項が存在します。それが、国内外のトップアーティストから絶大な支持を受ける世界最高峰のダンサー兼振付師、RIEHATA(リエハタ)氏の存在です。
RIEHATA氏は、三代目JSBの代表曲である『R.Y.U.S.E.I.』の振付(ELLY氏との共作)をはじめ、『J.S.B. DREAM』や『J.S.B. LOVE』などのコレオグラフィーを多数手掛けています。同時に彼女は、BTSの世界的ヒット曲『MIC Drop』『Anpanman』『IDOL』『Airplane pt.2』などの振付も担当しているのです。
彼女独特の「SWAG(スワッグ)」と呼ばれる重厚なヒップホップのグルーヴ、アイソレーションを効かせた身体の使い方、キャッチーでありながら爆発的なエナジーを放つステップは、彼女のシグネチャースタイルそのものです。つまり、三代目JSBとBTSのダンススタイルが似て見えるのは、同一のトップクリエイターが持つ唯一無二のDNAが両グループに注ぎ込まれていたからであり、パクリではなく「共通のクリエイティブ・ルーツ」によるものだったと言えます。
【時系列の整理】三代目とBTSは「どっちが先」?デビューと転換期の事実関係
ファンの間でしばしば争点となったのが「どちらが先発で、どちらが後発なのか」という時系列の問題です。公式な活動歴を整理すると、明らかな事実関係が見えてきます。
三代目 J SOUL BROTHERSは2010年11月にシングル『Best Friend's Girl』でデビューしました。対するBTSは2013年6月にシングル『2 COOL 4 SKOOL』で韓国デビューを果たしています。キャリアの年数だけで見れば三代目JSBのほうが先発です。
ただし、音楽スタイルの転換期に着目すると話はより立体的になります。三代目JSBがEDMとJ-POPを融合させたアプローチで社会現象を起こしたのが2014年(『R.Y.U.S.E.I.』)。BTSがヒップホップ色の強い初期からメロディアスなトラップやフューチャーベースを取り入れ、グローバルチャートを席巻し始めたのが2015〜2016年(『花様年華』シリーズ〜『WINGS』)です。両者は同時期に世界の最新ダンスミュージックをいち早く自らのスタイルに昇華させており、どちらか一方が他方を直接模倣したというよりも、同時代のグローバルトレンドを並走していたと捉えるのが最も正確です。
【ファンの反応と最新の経緯】対立からリスペクトへ至る現在地
かつてはSNS上で批判合戦が繰り広げられたネットの反応ですが、年月の経過とともにその空気感は劇的に変化しました。その最大の契機となったのが、メンバー同士の直接的なリスペクトとコラボレーションの実現です。
三代目JSBのボーカルであるØMI(登坂広臣)がソロプロジェクト「CDL entertainment」でリリースした楽曲『You (Prod. SUGA of BTS)』において、BTSのSUGA(シュガ)がプロデュースを担当。日韓の垣根を越えたこの大型コラボレーションは、両グループのファンに絶大な驚きと感動を与えました。
この協業により、「お互いに刺激を受け合い、リスペクトし合う表現者同士である」という事実が広く認知されることとなりました。2026年現在では、かつてのパクリ疑惑は過去の不毛な論争として受け止められ、日韓それぞれのカルチャーを牽引してきた盟友としての評価が定着しています。
【三代目JSBとBTSのパクリ疑惑】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:結局のところ、三代目JSBがBTSを(あるいはBTSが三代目を)パクった事実はある?
A1:意図的な盗用や模倣といった事実はありません。ビジュアルやMVの雰囲気の一致は、当時の世界的なファッショントレンド(ラグジュアリーストリート)や映像演出手法の共通性によるものです。
Q2:なぜ二組のダンスパフォーマンスはあそこまで似て見えたのですか?
A2:世界的人気振付師であるRIEHATA氏が、三代目JSB(『J.S.B. LOVE』など)とBTS(『MIC Drop』『IDOL』など)の双方で主要楽曲の振付を担当していたためです。彼女特有のグルーヴやコレオグラフィーの持ち味が共通して表れたことが最大の要因です。
Q3:メンバー同士の仲や関係性は実際どうなっている?
A3:敵対関係などは一切なく、極めて良好です。登坂広臣(ØMI)の楽曲をBTSのSUGAがプロデュースするなど、音楽プロデューサー・アーティストとして深く信頼し合う関係性が証明されています。
まとめ:パクリ論争を超えて輝く日韓トップグループの表現力
ネット上で一時期過熱した三代目JSBとBTSのパクリ疑惑は、紐解いてみれば「時代の最先端トレンドの共有」と「共通するトップクリエイター・RIEHATA氏の存在」が生み出した、極めて自然なカルチャーの共鳴現象でした。
それぞれのフィールドで前人未到の記録を打ち立て、確固たる地位を築いた両グループ。表層的なビジュアルの類似を超え、お互いの才能を認め合いながら新たなエンターテインメントを生み出し続ける彼らの軌跡は、日韓のポップカルチャーが成熟したことを象徴する好例と言えるでしょう。 (出典: 三代目 bts パクリ(Yahoo!ニュース))